田上允克 展 – 光りの操行 –

Masakatsu Tagami Exhibition

2002年7月 6日(土) - 7月21日(日)

■ DMテキスト
からだにとどまっていた風
色彩の光を浴び
そして
息をふきかえす。

■ 田上允克プロフィール
1944 山口県生まれ
1967 山口大学卒業
1973 東京に出て水彩画を描き始める
1974 油絵、銅版画を始める
1978 銅版画個展(東京シロタ画廊)
1981 油絵個展(東京シロタ画廊)
1982横浜に移住1984現代画廊にて版画展(洲之内徹氏のテキストあり)
1986版画をやめる ニュー墨絵を始める
1990神奈川県秦野に移住 紙にミックスメディアで書き始めて現在にいたる
2000京都に移住2004東京日仏学院で個展
2006山口県に移住失われた太古の薫り、土と光の狂熱的な叫びを孕んだフォルムと色彩、呼吸するがごとく、
よどみなく描かれる大地と人の交響。そこには、確かに、解き放たれた澄明な魂の跳梁がある。

■ レビュー
評論家のBoguslaw Mansfeldは「石、空、剥き出しの存在の世界に、衝撃的で不気味な孤独が立ち現れる。
作家が暗示しているように、怒りを内に秘めた孤独である。
そこでは普遍的な様々な価値は欠落し、人の人生がその意味を失ってしまう。」
と田上の世界とゴヤやヒエロニムス・ボッスのそれとを比較している。

■ オープニングパーティ 
7月6日(土)pm4:00~ 「田上允克を囲んで」

■ 特別企画ワークショップ 
7月7日(土)am11:00~ 「快への動き」参加費 ¥500