ZOHAR 展 – Silo –

Zohar Kawaharada Exhibition

2013年9月 1日(日) - 9月 8日(日)

■ DMテキスト
ZOHARはエルサレムに1920年代に存在し、今は廃墟と化した村に佇んでいたSiloを見つけた。

入ってみると外界から遮断された内部は暗闇に包まれ、原始的な感覚を取り戻せるようだった。

Siloに小さな穴をあけ、一筋の光を闇に呼び込んだ。光は日時計の役割をしていた。

目が慣れてきた時、外の景色がSilo内の古い金属の肌にぼんやりとあらわれた。

時と光、内と外の世界は解け合い1枚の紙に浮かび上がった。

■ ゾーハ・カワハラダ プロフィール
1984年生まれ
Zohar Kawaharadaは、テルアビブを拠点に活動する写真、ビデオ、パフォーマンスを表現する芸術家です。
彼女の仕事のプロセスは、空間との関係における身体の実験を介し、自分自身の存在する場と時間を探求する試みです。
彼女は意図的にそして真摯に緊張や対立を呼び起こす場を探します。
政治的、文化的、歴史的な場面に触れることで、従属せざるを得ない普遍的な問題と類似したような状況を生み出します。
誰が立ち止まり、誰が去る?
隠れてしまったり、あるいは露出された残骸の背後に、どんな痕跡が残っていますか?
彼女の実体験の検証は、それらを隠し歪めたり、個人的な実体験と時間の積み重ねにより、時間軸をいかに変えるかを問いただします。
カワハラダは暗闇での解明により、生の声、視覚、および私たちの存在の体験資料のテキストを導き出し、曖昧なるカメラのテクニックについてもよく知っている。
彼女が繰り返す、構造的で比喩的な輪の円/サイクルのモチーフは、始まりが終わりであることを意味します。
彼女は作品は、繰り返される主張、内的トラウマの悪化、あるいは軽減する場面や政治的、反社会的な時代を意識的に表現している。
写真、インスタレーション、パフォーマンスなどの表現で活動している。

■ Opening
9月1日(土)pm4:00~ 「Zoharを囲んで」
特別参加:河原田隆徳 パフォーマンス