ZAI KUNING Exhibition – Brutality of Fact –

■ DMテキスト
ザイ・クーニンは美術・詩・写真・演出・ダンス・朗読・パフォーマンス・映像など様々な表現方法で活動を展開しています。
静寂と孤独，人間の神話に包まれた内なる世界を感じるようなドローイング作品は，彼がインドネシアのリアウ諸島で出会った漂海民の姿、そして彼らと共に過ごした日々を想い、それをもとに描かれました。
25点を展示，日本では初の個展。
後援；Singapore National Arts Council

■ ZAI KUNING プロフィール
Zai Kuningは1964年にシンガポールで生まれた。シンガポール在住。
Zai Kuningは、ビデオから劇、ダンス、パフォーマンスアート、音楽、インスタレーショ ンアートまで、幅広い分野で活動する。
彼のコラボレーションの中には、ベーシスト斎藤徹とミュージックスペース(1996年)や 福岡アジア美術館でのオープニングイベント「オンバク・ヒタム」がある。
彼はまた、Bluemonkish(1996)やNoalibi(1999)など、数多くのプロジェクトを創設して取り組んだMetabolic Theatre Laboratoryという団体で、物理的な劇場パフォーマンスのユニークなブランドを開拓した。
ここ数年、ザイはリアウ島のオラン・ラウトの生活を研究している。
TheatreWorksレジデンスプロジェクトの後援で始まったこのプロジェクトは、地域 の民族学的研究を創造的に実行する方法で目覚ましい長期的かつ幅広い取り組みに発展した。それは提示されています。
以来、ドキュメンタリー/映画のエッセイとして、あるいは演技スクリーニングの一環として、世界中のさまざまな場所で発表されています。
シンガポール、マレーシア、香港、日本、オーストラリア、ドイツでは、Zaiのパフォーマン スとビジュアルアート作品が発表されました。
最近では2017年、第57回ヴェニスビエンナーレのシンガポールパビリオンにて展示された インスタレーション作品 “Dapunta Hyang: Transmission of Knowledge ” は世界的に大きな評価を得ました。

シティ情報ふくおか　2006年7月