岸田淳平 展 – 哀しみの器 –

Junpei Kishida Exhibition

2003年1月18日(土) - 2月 9日(日)

■ DMテキスト
うまれたときから、おんなは,傷ついている。
そう気づいたのは、うかつにも、もう中年も過ぎた頃だった。
ぼくのつたない愛撫などで癒せるわけもなく、傷口をひろげるだけの幼さだった。
その器に哀しみがあふれたおんなのかたちを、ぼくの貧しい筆は、追いかけていは、つまづく。また,起きあがる。
<岸田淳平>

■ 岸田淳平プロフィール
1943年 大阪生まれ
1966年 関西学院大学心理学科卒業
1981年 第12回版画グランプリ展、サロン・ドートンヌ展
1982年 第4回現代版画コンクール展、第50回日本版画協会展、第32回モダンアー展、第10回イビザ・ビェンナーレ展
1983年 第1回版画大賞展
1984年 シロタ画廊で初めての個展、第15回国際美術展

■ Opening 1月18日(土)pm5:00~ 「岸田淳平を囲んで」