堀越千秋 展 – aficion –

Chiaki Horikoshi Exhibition

2003年12月 2日(火) - 12月25日(木)

■DMテキスト
2003年、「造本コンクール」で「経済産業大臣賞」を受賞し、ドイツのライプチヒでは日本を代表して出品されました「武満徹全集」(小学館刊)の装画として使用された作品を中心に、未発表の連作などを紹介いたします。

■ 堀越千秋プロフィール
1948年東京都生まれ。
東京芸術大学大学院油画科専攻終了後、ヨーロッパ各地を放浪。 1976年スペイン政府給費留学生としてマドリッドに定住する。

マドリッドを中心に世界各地で活動を続ける堀越は、「スペインは、誰もがヒピカソの勢いと、短気と、粗放さ を持っている芸術国家だ」というスペインへの共感をベースに、絵画、立体、壁画などのアートからカンテ( フラメンコの唄)、エッセイといったさまざまな分野において、 ダイナミックで幅広い作品を生み出してきた。
「武満徹全集(小学館)」の装画で経済通産大臣賞。ライプチヒ市「世界で一番美しい本」日本代表に選出。全日空機内誌「翼の王国」表紙絵でも知られる。
カンテの名門一族「アグヘタファミリー」との親交を深め、カンテ(フラメンコの唄)の名手としても活躍し、2004年フジロックフェスティバルにも出演した。
著書に「フラメンコ狂日記」、「絵に描けないスペイン」「赤土色のスペイン」「美を見て死ね」など多数出版される。

2014年、スペイン政府より文民功労賞を受賞。
2016年、マドリッドにて死去。

■ 関連企画
2003年11月7より、12 月7日まで、三菱地所アルティアム(イムズビル8F)にて「堀越千秋展-he has gone to spain in 1977ー」を開催されています」


絵と真剣に向き合うということ