三津木晶展「tablecross」

Aki Mitsugi

2017年4月22日(土)ー 5月14日(日)

■ DMテキスト
私たちのアートは民族も国も関係ない、本来の姿であるボーダーレスとして機能し始めた。
肩書きのない才能と実力の世界だ。
その中で最も生き生きと輝く若手作家の一人が三津木晶である。
作品に現れる日常の何気ない風景は凛とした断片に置き換わる。
精悍にも感じるし、優しげでもある。
三津木の物事を観る視点のセンスは際立つ。
私たちは、表現する前に観察することがいかに偉大かを知らされる。
人々が日々繰り返す毎日の視点をちょっとだけずらすきっかけを与えること、アートの果たす役割の一つだ。
三津木はいとも簡単にやってのける。

■ 三津木晶プロフィール
1987年福岡県北九州市生まれ。
福岡教育大学初等教育美術専修卒業。

日常の風景を彼女独特の目線で切り取り、光の中の手の届かぬものを抽出したかのような、透明感溢れる中にエッジの効いた独特の画風。塗り重ねていく上で隠れてしまった下層に描かれた情景を、表面の絵具を溶かしながら下地を見せていく斬新で、手のかかる繊細な手法により、近年内外のアートフェアなどで大いに評価を得る。
「自然の光は身のまわりにあるものに様々な変化を与えます。その様子を描いていると光と会話をしているように感じるのです。光のメッセージを受け取ることが私の役割とだと思っています。」
<三津木 晶>